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環境配慮型新素材「LIMEX」のTBM サステナビリティ革命に挑戦する若手社会人のキャリア採用を強化

起業ニュース総合
年1回開催する全社総会「TBM CAMP」の様子
サステナビリティ領域に特化したディープテックのスタートアップ企業TBMは、今年で会社設立14年目を迎えます。日本の代表的な「ユニコーン企業」(企業価値の高い未上場企業)として知られますが、現在も新領域の開拓に果敢に挑戦し続けています。
IPOの準備も行っているという会社は、いまどのような事業に注力し、どのようなキャリア採用を強化しているのか。同社常務執行役員CMO(最高マーケティング責任者)の笹木隆之さんに話を聞きました。(構成・文:水野香央里)
プラスチックや紙に替わる新素材「LIMEX」を展開
TBM 常務執行役員CMO 笹木隆之:新卒で電通に入社後、2016年にTBMに転職。ブランド戦略やマーケティング・コミュニケーション、人事(採用・育成/組織開発・制度)、政策渉外、新規事業など複数の部門長を務める。グループ会社取締役のほか、一般社団法人資源循環推進協議会の事務局長、東京都スタートアップフェローなども兼務。
――御社の沿革について教えていただけますか。
代表の山﨑敦義が、2008年に石灰石を主原料とする素材「ストーンペーパー」に出合ったことが事業のきっかけです。木や水の資源を保全し、紙の代替となることに可能性を感じ、台湾からの輸入販売を始めました。
当時のストーンペーパーは重さや価格、品質に課題を抱えており、それを自ら解決す

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