イーベイの創業者、ピエール・オミダイアは、1998年9月の株式公開で莫大な資産を手に入れた。同社はオミダイアがその3年前に長期休暇を利用して書き上げたコンピュータ・コードが基となっている。苦労して築き上げた会社という感慨もなく、彼にとってみれば降って湧いたような財産だった。これを有効によき目的のために使われなければならないと考え、妻とともに財団を設立した。当初は行き当たりばったりに、寄付などを行っていたが、その後、イーベイがもたらした社会的な影響力をヒントに、企業やビジネスの力を取り入れて、社会に継続的な変化をもたらすことはできないかと考えるようになる。そしてオミダイア・ネットワークという有限責任会社を立ち上げ、非営利と営利を組み合わせた新しい形態の社会貢献活動を開始した。オミダイアは非営利・営利のどちらであっても「世界をよりよくする」ことは可能であり、そのためには適切な資本構成と優れたリーダーが必要であると説く。
Source: ハーバード
スポンサーリンク
社会貢献の新しい仕組み – バックナンバー
最近の投稿
- ウーバーイーツ配達員におすすめの会計ソフト【比較一覧】帳簿付けや確定申告を簡略化
- メタとGoogleによる AI 広告プロダクトの導入。ブランドはクリエイティブコントロールのバランスをどう取るべきか?
- 2024年7月のWebマーケティング関連ウェビナーの予定表
- 【次世代の幹部候補を育成】社員の主体性を伸ばして会社の成長につなげる方法
- エンジニアがエッセンシャル思考を取り入れるべき5つの理由
- 2024年5月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】
- ビジョナリー・カンパニー2 ― 進化の飛躍
- 小さな声に耳を傾け、世に送り出す最初のきっかけになり得る 自治体広報の仕事(北本市・秋葉恵実さん)
- ベルシステム24とブレインパッド、ソーシャルリスニング・UGC活用のBPOサービスを提供開始
- 東京都が障害者向け製品のECモール新規出店費用など最大150万円を助成する「障害者向け製品等の販路開拓支援事業」とは? | ビジネスに役立つ補助金・助成金制度
コメント