生きものについて知ることは、自分自身を知ることであり、私たちを取り巻く生きものや環境の成り立ちやかかわりあいを知ることといえます。ところが、世の中では「生物学は面白くない」と思っている人が、意外に多いようです。感染症の拡大、放射性物質の挙動、地球温暖化、遺伝子組み換えによる作物や臓器提供のための動物など、現代の主要なトピックの多くが生物学と密接に関係しており、まさに現代人にとって必須の教養。そこで、生物学興味深いテーマをご紹介します。今回は、赤血球内のタンパク質成分である、酸素の運び屋「ヘモグロビン」についての解説をお届けしましょう。
Source: 現代ビジネス
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