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第1回 会社が本気でヤバいです

 私が勤める会社は創業100年以上の老舗だと思っている.吸収や合併が当たり前の時代に,このような会社の紹介をする私も随分ステレオタイプの思考なのかもしれない. 創業は明治なので戦前,戦後の経営危機をなんとか回避し,高度経済成長やバブル景気のときは順調であったと思われる.その時代に働いていたのではないが,その時代を知る人は「いい時代だった」と口を揃えて言う.バブル崩壊後の失われた30年の間も若干の右肩下がりではあるが,良く言えば「堅実な経営努力」により会社を存続させることができた.その間にもv字回復するチャンスはあり,一過性ではあったが会社に余裕があった時期もある.私はその頃に入社し約20年が経つ.どの会社でも好不調はあり,変化しながら進化をしているはず. 私が思う大きな分岐点は,コロナ禍前の設備投資である.その前年度の業績はよく,改革の甲斐があったと経営陣は言っていた(このことについての説明は別の回で).創業○○周年の記念事業としての大義名分もあった.事業規模は2億円.補助金や寄付を当てにしていたようだが,会社の体力を考えると考えるとかなりきつい.もう1つ気になることは,この手の設備投資を業界内で見てみると,10億円以上はかかっている.つまり,会社としては頑張っているが,この投資が大きな利益を生むのかは怪しいということである. これを考えたのは名誉職A(当時は会社のトップ)と元金庫

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