戦略プランナーの目線で感じたスパイクスアジア2024
はじめまして、電通グローバル・ビジネス・センターに所属する中村佳菜です。2024年3月にシンガポールで開催されたアジア地域最大級のコミュニケーションフェスティバル、スパイクスアジアの現地視察に行きました。クリエイティブ部署での業務経験はなく、広告賞の視察も今回が初めての戦略プランナーが、熱気あふれるシンガポールで見たこと、感じたことをありのままにレポートします。
セミナーから垣間見えたLocal Culture理解への回帰
まず印象的だったのは、登壇者やテーマにかかわらず、セミナー全般において「Culture」という言葉が頻繁に強調されていたことです。テクノロジーなど最新トレンドに最もフォーカスが当たるのだろうと予想してセミナーに参加していたため、意外でした。
Cultureにフォーカスする登壇者の方々
「セミナー How to Respond to Global Shifts in Culture」(左上)「セミナー Creating Cultural Advantage in Asia」(右上)「セミナー How Brands Can Win India by Tapping into Culture」(下)
今年は、作品のエントリー段階でアイデアの背景にある文化的文脈(cultural context)の説明が求められるよ
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