企業のリアルな物語【No.91(No.1530)】『新しい時代の業務改革のタイミングと考え方』
先日の『賃金アップと業績は比例するのか?』というブログの内容に対して、「仕事の見直しはどこから始めたら?」という質問がありました。例えば、AIによる業務効率化を実現するのであれば、AIを使うことにより、何が改善できるのかを考えてみます。『AIを使うメリットは何ですか?』企業にとって最も大きな効果は、『できる社員の時間リソース確保』になります。まずは、優秀な社員の時間リソースを増やすことから考えます。AIに彼らの仕事をお任せすれば、企業にとって業務効率の大きい時間リソースを確保できます。多くの企業は一般社員の業務効率を考えるのですが、それよりも効果的に使えるのはリーダークラスの社員です。最も有効なのは、コミュニケーションが長けた経営者なのですが、リーダークラスから始めてみることが、企業にとっては有益な時間リソースを確保できる方法になります。また、TPS(トヨタ生産システム)の考え方を応用すると、設計から生産、出荷までの間に、どこで時間の流れが詰まっているかを確認していきます。この時間の流れをスムーズにするために、業務の見直しをしていきます。特に大きな会社は、品質管理を徹底してきたために、改善作業の積み重ねにより、現在不用な業務や重複しているドキュメントが存在する可能性が高いです。そんな単純な流れを見直すことで時間リソースを作ります。これらを見直しながら、時間リソースの再配置をしていく
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