AI時代の事業と組織構築の挑戦(2/26)

大きな事業を作っていくことは、難しい。なぜなら、自分だけではできずに、他の人の力を借りなけてばならないからだ。人間の行動は感情や欲求、恐怖など、変数が多くコントロールすることが難しい。自分ですらコントロールできないのに、他人に思い通りに動いてもらうことなんてもっと難しい。それをうまくコントロールして、人の能力を掛け算してより大きな事業を作っていくという必要がある。この事業づくり（組織づくり）は、めちゃめちゃ変数の多いプログラミングだと言ってもいいかもしれない。人間という、どう行動するか分からない人に思い通りに行動してもらい、より効率的に、かつ最大の成果を出すように仕組みを作る。そこに今はAIを掛け合わせてさらに効率的にできるという世の中になっている。このまま進化をしていくと、もっと生産性が上がると言われている。自分も確かにそう思うが、逆に中途半端に進化をするとコントロールが難しくなるのではないかとも考えている。というのも、知能が人間くらいになると、それだけ思考の変数が多くなり自分の思い通りにコントロールできなくなる可能性もある。もっと知能が上がると「本当に必要なこと」だけを見抜き行動をするようになると思うが、この段階になるともう想像はつかない。結局、僕らのAI業界はどうなるか分からない世界で事業を作っていかないといけないので、長期目標を立てるとか、この事業一本で行くとか、そういうの

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