マーケティング/メディア業界の関係者が今、話したくて仕方ない(だが実際にはあまり話していない)頭痛の種があるとしたら、それはブランドセーフティとアドフラウどの回避という問題だろう。
全米広告主協会(ANA)のプログラマティックアドフラウドと無駄遣いに関する先日の報告書から、カンヌのメインステージのパレまで、デジタル世界に投じられたマーケティング費の無駄の多さと実体の乏しさにまつわるマーケターとエージェンシー幹部の嘆きが響き渡っている。
キャンペーン設計が意図した通りにおこなわれているか?
アドテク/マーテクのスタートアップであるアドフィデンス(Adfidence)は、マーケターの社内担当部署やエージェンシーに、こうした問題が深刻化する前に対処するためのツールを提供するとうたっている。同社のサービスはクラウドベースのダッシュボードであり、すべてのデジタルキャンペーンの測定と最適化のツールを、初期設定と日単位のリアルタイムの両方で提供する。
共同創業者のヤツェク・フルシチアニー氏は、このアプローチを「キャンペーン・セットアップ・ガバナンス」と呼び、世界の広告主にブランドセーフティリスクを大規模に回避するためのツールを2月7日に発表した。クライアント(およびメディアエージェンシー)はキャンペーン目標を設定し、アドフィデンスにプラットフォームとDSP(デマンドサイドプラットフォーム)へのア
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