どのエージェンシーもサードパーティCookieに代わるソリューション探しにいよいよ本腰を入れはじめたが、その行く手には新旧の難しい課題が立ちはだかる。
たとえば、オーディエンスの規模。あるいは効果測定や標準化を阻む障害。しかも、各ソリューションはそれぞれ固有の問題を抱えている。コンサルティング会社のスラローム(Slalom)で広告/マーケティングトランスフォーメーション担当のマネジングディレクターを務めるリオ・ロングエイカー氏は、「Cookieレスソリューションのなかには、たとえばユニバーサルID(UID)などのように、それを採用することで別のプライバシー問題を惹起するものもある」と指摘している。
「一部のUIDは決定論的または確率論的モデルを使って推論している。そしてこれらのモデルはさまざまなデータソースから取得した情報を統合(マッシュアップ)する。そのなかにはファーストパーティデータもあるし、モバイルIDやIPアドレスなどもある」とロングエイカー氏は説明する。そしてこのマッシュアップは、終始一貫同意に基づくクリーンなものとは言い切れない。
米DIGIDAYが現在把握している代替ソリューションたちの課題を以下にまとめる。
問題その1:困難なファースト、ゼロパーティデータの拡充
エクスヴェラスメディア(Exverus Media)でパフォーマンスマーケティング担当バイスプレ
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Cookie代替 ソリューションが抱える4つの問題
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