社会の理想を掲げ、パートタイマー、フリーターが店の主役へ デフレ時代、パートタイマーと言えば、食品スーパーなど小売店でのレジ打ちがそのイメージを代表した頃だ。 機器やマニュアルで単純化された作業は、低賃金でまかなえるパートタイマーの役回りとなっていった。 この「低賃金労働力の活用」は、現在につながる混迷の時代を招いたのだけど、企業側にとって 「職務レベルに応じた組織の再構築」 「職能で分けた横割り組織」 「労働分配率の適正化と収益力の強化」といった言葉で正当化され、企業戦略の中心して据えられていった。 働き手にとっても、女性や若者がパートタイマーあるいはフリーターとして社会に出るきっかけを作り、その間口を広げたことで、有益なものとして受け入れられ、社会に浸透していった。 パートタイマーたちが店の主役になっていったが、それは低賃金をあてにしたもので、意思を持たされることのない彼らは、お遊戯会のようにお仕着せの主役だった。 難しい技術も経験もいらない。最低限の社会性と意欲さえあれば誰にでもできる仕事が増えていく。 彼らが主役となっていった店舗現場で、主婦が淡々とレジを打ち稼いだパート代は、日々の暮らしをほんの少し豊かにした。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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レジの話③ 「デフレ」が私の未来を明るく照らす
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