記事のポイント
米DIGIDAYが「2024年に広告業界で起きないであろうこと」を、その理由とともに挙げた。
そこには、サードパーティCookieの廃止によるパブリッシャーの利益変動や米国の連邦プライバシー法、あるいはプライバシーサンドボックスについて触れられている。
また、リテールメディアやNetflixの動向、Xと広告主の関係性なども挙げられた。
今年もまた、誰もが予言めいたことを口にする時期がやって来た。だが、現実を見てみると、こうした予言のほとんどは、異常なまでに慎重なものか、まるで的外れなものかのどちらかだ。
そこで米DIGIDAYでは、ちょっと違ったことをやってみたいと思う。新年を迎えたいま、「2024年に広告業界で起きないであろうこと」をあえて挙げてみた。
サードパーティトラッキングの崩壊によって、パブリッシャーがすぐに大きな利益を得る
広範囲に及ぶトラッキングが行われなくなれば、主導権は自分たちの下に戻ってくる。そしてようやく、オーディエンスから利益を上げられるようになる。そんな大きな期待をパブリッシャーは抱いていた。しかし蓋を開けてみると、どうやらそんな保証はどこにもないようだ(少なくとも、いまのところは)。パブリッシャーが本当の意味で主導権を握れるようになるまでには、まだまだ越えなければならないハードルがいくつもある。
何より重要なのは、サードパー
米DIGIDAYが予測する、2024年に「 広告業界 で起きない」こと
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