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【2024年のEC業界予測】景況感は「厳しい」。押さえておきたい“警戒ポイント”と対策まとめ | 竹内謙礼の一筆啓上

2024年のEC業界はどうなる? 消費者の「コト消費」が進む一方で、「モノ消費」のかげりに懸念も。竹内謙礼氏が市況感から成功のポイントまで徹底解説する(連載第28回)

ネット業界の予測を立てる仕事をスタートして、今年で17年目になる。経済予測から各業界の消費トレンド、Eコマースの動向などを中心に100ページに及ぶレポートを毎年制作している。今回、2024年のEコマース業界の展望についてまとめてみたので、次年度のネットショップの経営計画の参考にしてもらいたい。

2024年の景況感は暗雲
2024年のEコマースの景況感は「厳しい」の一言に尽きる。ネガティブな予測になった理由は「巣ごもり消費の反動」が大きく影響しているからである。2023年はコロナが収束し、旅行や外出などの「コト消費」が活況となった。一方、その反動で商品を買う「モノ消費」は反動で鈍化し、この流れが2024年も続くというのが私の見立てである。
「モノ消費」回復はもう少し先になりそう
経済産業省が発表した2022年のEコマース業界の国内物販の市場規模は14兆円、増減率は5.3%となったが、コロナ禍の2020年の増減率21.7%と比較すると、明らかに巣ごもり消費の反動で買い控えが起きていることがわかる。2019年の8.09%と比較しても増減率は低く、コロナ前の成長の勢いには戻っていないことが伺える。

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