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流通事件簿VOL11「イトーヨーカ堂」の失速

コンビニのセブンーイレブやセブン銀行を主体に、日本の流通業では勝ち組の筆頭に位置するセブン&’アイホールディングスだが、物言う株主であるバリューアクト・キャピタルは、不採算部門の売却を要求し、現経営陣の退陣まで提案してきている。その要求をむげにはできず、セブン&アイとしても、これまでオシュマンズ・ジャパンやバーニーズ・ジャパンを売却、昨年9月にはついに、百貨店のそごう西武を売却し、コンビニから百貨店までを展開する流通企業グループではなくなった。セブン&アイが百貨店を一翼に納めたのは、わずか18年にしか過ぎなかった。そしてバリューアクト・キャピタルの次のターゲットは、イトーヨーカ堂に向かっている。同社は売上高こそ1兆円前後と大きいが、最近は赤字決算になることも多かった。当然、投資家としては最大利益を確保するためには、赤字部門、あるいはその予備軍の切り離しを要求する。そこにはイトーヨーカ堂は、セブン&アイの祖業であるといった情緒的な要因が入る余地はない。そこでセブン&アイとしては、イトーヨーカ堂の業績の足を引っ張っていた衣料品事業から撤退、食品及び雑貨に特化した企業に転換する方針を打ち出し、バリューアクト・キャピタルの要求をかわすことになった。食品でも提案力が弱くなる続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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