博多の歓楽街・中洲。この名前を知る読者の方は、結構おられるのではなかろうか。当地は、日本三大歓楽街のひとつに数えられる。那珂川と博多川という二本の川に挟まれた中洲に軒を連ねる飲食店は約2300店を数え、働く人は3万人ともいわれる。
昨今、夜の社交場といえば、キャバクラやガールズバー、スナックを想起するが、ここ中洲には、「大人の社交場」としての完全会員制クラブが健在である。
本稿で紹介する完全会員制クラブ「櫻ロワイヤル」(株式会社サクラグループHOLDINGS〈松岡三貴社長〉2002年にオープン)は、中洲にあっても異彩を放つお店である。会員制クラブには、お店というハコの格調高さは当然求められるが、そのお店の格式は、目には見えないもの、すなわち、経営者、マダム、そしてスタッフの教養や気配りのレベルに裏付けられる。
Source: 現代ビジネス
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