TV／ストリーミング広告でも存在感を高めるプログラマティック

記事のポイント
プログラマティック市場は増えるインベントリーとともに変化しており、TVネットワークやストリーミングサービスがプログラマティックを広告販売戦略の中心に据える流れが進んでいる。

オンラインパブリッシャーはプログラマティックを効果的に管理し、TVネットワークとストリーミングサービスがプログラマティックを採用しやすくなった。

リニアTVからストリーミングへの視聴者の移行が進むなか、広告インベントリーのプログラマティック化が促進されている。

TV／ストリーミングの広告市場。その一角を占めるプログラマティック側から見れば、2023年はかなり重要な1年だったようだ。今年結ばれたアップフロント契約では、プログラマティックが果たす役割はさらに大きくなった。
たとえば、AMCネットワークス（AMC Networks）は、自社のリニアTVネットワークのライブ中継のインベントリー（在庫）をプログラマティックで正式に販売するようになった。また、近いところではパラマウント（Paramount）の広告プロダクト「コンジット（Conduit）」が示しているように、プログラマティックSSPも、ストリーミングの広告インベントリーとの直接的なつながりをいっそう強めるようになっている。
一方で、TV／ストリーミングの広告バイヤーおよびセラーからは、今年に関していえばプログラマティックにそこま

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