いま、「アジャイル」という言葉が注目を浴びている。もともとはソフトウェア開発の世界で普及したコンセプトだが、高速でトライ・アンド・エラーを繰り返すこの仕事の進め方は、環境変化が激しく不確実性の高い時代において、さまざまな業種の多様な業務に適用され始めている。アジャイル手法が、従来型組織の課題を解消するうえで大きな成果を発揮することは確かである。ただし、あらゆる手法がそうであるように、けっして万能ではない。本稿では、ボストン コンサルティング グループのパートナーであり、多くの企業でこの手法の導入を支援してきた桜井一正氏と高部陽平氏により、その概要とボトルネック、そして、日本企業が実践する際の具体的な方法論が示される。
Source: ハーバード
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