4 多様な方面に広がるメンタリング 米国でのメンタリングの源流を辿ってみますと、その本質的な目的は、高度な専門的技術や知識を要する専門人材や企業の中核的な人材の育成と確保にあるとされています。 日本の場合、こうした面での対応は、企業主導によ る選抜的な教育研修を通じて行ってきた課題といえます。それと同時に、コ ーチングやカウンセリングなど様々な手法の活用も図られてきました。 これに対し、メンタリングに対する日本の認識と関心は、まだそれほど高いとは言い得ないのが現状です。そうした中で、女性の活躍を推進するためのポジティブアクションの中で、管理職育成を支援するためのメンタリングプログラムの導入が着目されてきました。その背景には、日本における女性の管理職の数が世界的に見ても、大変低い状況にあるという事実であることです。 女性自身も自らの能力を高めることへの意欲は年々高くなってきており、 より高い目標に向かい、自己の成長と組織での責任を果たしたいと願う人が 増えています。一方、企業のほうでも、女性社員を積極的に活用することや 管理職に登用することが、企業業績に効果があると感じている企業が8割近 くになっています(日本生産性本部の「日本的人事制度の現状と課題」に関 するアンケート調査)。女性活躍推進は、企業の経営戦略として位置づける べき課題なのです。続きをみる
Source: Note
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メンタリングの意義4 多様な方面に広がるメンタリング
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