株主が増えるときは、株主間協定を結びたい【M&A日記】

多くの中小企業はオーナー経営であり、その会社の株式はオーナーによって保有されていることが殆ど。しかし、オーナーだけではなく、その家族や親戚も含めた親族一同で保有していたり、創業時の有志などで保有していたり、社長一人ではなく、複数人に分散して保有されているケースもこれはこれで少なくない。株式が分散していることでのリスクとして最も分かりやすいのは意思決定の分散だ。デッドロックという言葉がある。英語でdead rock、直訳して死んだ石、行き詰まり・膠着状態などを意味する。経営では、一部の株主が反対することで、経営の意思決定ができなくなる状態を示す。例えば50％ずつ株式を二人で保有しているとして、株主総会の決議事項は全てが過半数の承認を要するため、二人ともが賛成すること以外は全て否決されることになってしまいます。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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