ハードウェアのコストが減少し、それに必要なソフトウェアがますます簡単に利用できるようになるにつれて、マネジャーたちは、コンピュータ・グラフィクスの特有の価値を改めて認識し始めている。本稿の著者たちによれば、マネジャーたちは、コンピュータ・グラフィクスによって、必要なデータを1つの図形としてみることができる。さもなければ、彼らは、コンピュータによってプリントアウトされる山のようなデータの中から必要なものを拾い集めてこなければならないところだ。しかもコンピュータ・グラフィクスは、必要なデータを、簡単に理解、把握できるような形にして示してくれる。さらに、コンピュータ・グラフィクスは意思決定の助けとなる。なぜならば、トレンドとか偏差とかを正確かつ明りょうに示してくれるし、プロジェクトの様々の段階で、ユーザーが、「もし……であるならば」という仮定の問いに対する答えを見いだすことを可能ならしめるからである。
Source: ハーバード
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