ライセンス業界の業界誌「ライセンス・グローバル」によると、2022年のディズニーのライセンス商品の世界売上高は617億ドル(約9兆2000億円)で、2位のドットダッシュ・メレディスのほぼ2倍です。ディズニーが膨大な知的財産を様々なメーカー、ゲーム開発会社、玩具会社などにライセンス供与しています。一方、アメリカ有数の印刷・デジタル出版社であるドットダッシュ・メレディスも、いくつかのライセンス契約を結んでおり、そのほとんどはベターホームズ&ガーデンズ、サザンリビング、インスタイルといった同社の有名で信頼できる雑誌ブランドを活用しています。ディズニーやメレディスのような企業にとって、ライセンス商品は歓迎すべきものの、サイドビジネスです。これに対し、ライセンス契約を主に収益化するために、有名消費者ブランドの買収に特化している企業もあるようです。第3位のオーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)は、そのような企業の代表例です。数多くのアパレルブランド、有名なスポーツ・イラストレイテッド誌、ムハメッド・アリ、エルビス・プレスリー、デビッド・ベッカムなど数人の有名人の肖像権/マーケティング権を所有しており、2022年にライセンス商品を241億ドル(約3兆6000億円)売り上げています。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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世界のライセンシングビジネス 独走するディズニー
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