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「会社と言う反社会」毎日ショートエッセー:古い羅針盤130章

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先日読んだ会社の歴史から学んだ事は、会社とはその名の通り、反社会だ。この諺が気に入っている。利益の為なら、何でも出来る。貨幣という虚構を軸にして、それを株式という形で肥大化・拡散することで、この世に何も怖いものがなくなる存在でもある。古くは産業革命後に起きた繊維や銀行という巨大企業群、戦後は重化学・自動車がその覇者となったが、今や、巨大IT企業がその座を奪おうとしている。その興隆は内部闘争で弱体化する国家組織をも上回る巨大さを誇示しつつある。火星探索然り、医薬開発然りである。但し、この反社会の会社の犠牲になっているのが、実は自然破壊されている地球のみならず(これは狭義の人間にとって住み易い自然の破壊という意味ではあるが)、大量生産という究極の高生産性を追求した先の労働者への冷遇問題である。我が国から、製造業が逃げ出して久しい。商品の高付加価値化を追求せず、ひたすらコスト低減とばかりに、低賃金の海外へと工場を移転したからである。とは言え、ミニマムの国内製造に拘った産業は、期間工、あるいは派遣社員という形で実質の低賃金労働者を創造し、低コストの原資として用いたのは、誰でもが知っている貧しい我が国の近代史である。こうした自動車を中心とした製造業に限らず、我が国では女性を中心とした、安価な非正規社員育成を果して、結局は中間層の年収を凡そ2割程度低下させてきたのも事実である。「未明の砦」:太

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