ITガバナンスという用語は、理解が難しい用語の1つだと思います。以下のように順番に考えると理解しやすいと思っています。個人の幸福が社会の究極の目的である点は異論はないでしょう（憲法の話）。民法という法律は、個人の幸福のため、人の集団に対して、法人として法律上の保護を与えました（民法の話）。会社（企業）も法人の中の1つの種類です。会社（企業）にとって利益は生存の条件であって、目的ではない。社会からは、会社（企業）の健全な発展が求められている。そのような観点で、商法、会社法は会社（企業）を規制しています（商法、会社法のレベル）。会社にもいくつか種類があるが、株式会社の場合、出資者（株主）が、会社の経営を取締役会に任せていることから、取締役会のコントロールが社会にとって問題となります。この取締役会のコントロールの仕組みがコーポーレート・ガバナンスと呼ばれていると理解します。東京証券取引所は、コーポレートガバナンスの実現のため原則を取りまとめたコーポレートガバナンス・コードを定めました。https://www.jpx.co.jp/equities/listing/cg/tvdivq0000008jdy-att/nlsgeu000005lnul.pdf続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
ITガバナンス、マネジメント、コントロール
起業ニュース総合
コメント