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機材調達契約における支払保証

プラント調達における機材調達は契約額が大きい事、長納期である事、オーダーメードで一度作りだすと転売できない事といった特徴があり、発注者・サプライヤ双方にとって様々なリスクが存在します。そのリスクへの対応として相手方の支払を担保させるために様々な保証が用いられます。サプライヤが求める支払保証サプライヤにとって、契約後に発注者が倒産したり一方的に契約を解除する、物品の引渡し後に支払いを拒絶するといった代金回収リスクが存在します。モノによりますがプラント機材の納期は12~16か月程度かかる事があり、その間に発注者側の状況や姿勢が変わる可能性はあります。また、プロジェクト毎に要求仕様が規定されるプラント機材の場合他の顧客に転売ができるケースは少ないです。特に発注者側がSPCであったりコンソーシアムの場合、発注者自体に財務実態が無かったり、コンソーシアムメンバー間での責任転嫁などが発生することがあり、サプライヤはより慎重な対応が求められます。こうしたリスクへの対処として、サプライヤは以下のような対策を取ることがあります。①銀行信用状(Letter of credit)発注者の代金支払いについて、財務基盤の固い銀行に保証してもらうものです。信用状については国際商工会議所が標準を定めていて、現行版UCP600が通常適用されます。複雑な経路を取りますが、要は財務基盤のしっかりした銀行の信用力を用い

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