人生には、いくつか分岐点があると思う。自分の役場人生を決定づける大きな決断が、私にはあった。私が上市町役場で最初に配属されたのは、産業課の商工観光班だった。役場に入る前に人事担当だったHさんから、「どの部署に行きたいか」と聞かれ、上市町には親類がいるというくらいしか所縁がなかった私は「外の目を活かせる観光部署に行きたいです」と熱望したのだ。単純に観光系だと楽しそうだったから、という理由が大きい。晴れて希望通り、商工観光班に在籍となった。主務は「労働」であったが。上市町のような小規模自治体は、ひとつの班の業務範囲がとても広い。当時(13年前)の商工観光班は、観光、自然保護、山岳遭難、商工、都市公園、労働、観光協会など多くの業務を抱えていた。(現在は観光協会は独立したり、企業支援班ができたので少し違うだろう)続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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