本格的なコロナ禍が落ち着いてからもデジタル分野が成長し続け、売り上げアップにつながっている米国の薬局チェーン・Walgreens。同社が行う、顧客のニーズに応える取り組みを解説します
消費者の買い物に対するニーズや方法は変化し続けています。オンラインで注文した商品の店舗受け取り、店舗で購入した商品を自宅に届けてもらうサービスなどがその一例です。米国の薬局チェーンWalgreens(ウォルグリーン)は、オンラインで商品を注文したユーザーのうち半分以上が当日受け取りを選択しています。Walgreensは2022年、3500万件の店舗受け取り注文、注文後1時間以内の配達に対応しました。
記事のポイント
Walgreensは2022年、3500万件の店舗受け取り注文と注文後1時間以内の配達に対応
配送戦略は、フードデリバリーサービスを手がけるDoorDash(ドアダッシュ)やUber(ウーバー)といったサードパーティ宅配業者と提携
米国の消費者の80%近くが、Walgreensの店舗から5マイル以内に住んでいる
オンライン注文の半分以上が当日受け取りを希望
Walgreensのリテールオムニチャネル担当シニアディレクターであるリンジー・ミコス氏は米国のEC専門誌『Digital Commerce 360』の取材に対し、「オンラインで商品を購入する顧客は半分以上が
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