中央大学　法学部　通信教育課程 ２０２０年　経済法　第３課題

第３課題A、B、C、Dの4社は、製品甲を入れる容器乙の製造業者である。わが国における乙の供給量に占める各社の供給量の割合(市場シェア)は、Aが50%、Bが20%、Cが10%、Dが10%で、残りの10%は輸入品が占めている。Bは主に西日本を中心に製造販売を行っていたが、近年、首都圏において製品甲の需要が増加してきたことから、首都圏の地域に乙を製造する工場を建設する計画を立てていた。この情報を入手したAは、Bが首都圏に進出と自己の市場シェアを奪われかねないことから、対抗策を検討し以下のような対抗策を実施することにした。「Aは、Bの発行済み株式のうち議決権保有比率で30%に相当する株式を取得して、筆頭株主になる。その上で、Bが建設を予定している工場の規模、当設工場で製造した乙の販売先等について指示する。」Aが、上記の対抗策を講じることに独禁法上問題があるか検討しなさい。続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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