楽天とOpenAI、生成AI技術で協業へ　ChatGPT製品開発などに取り組む

楽天グループは8月2日、AI開発企業OpenAIとの間で、生成AI技術に関連した協業について基本合意に至ったと発表した。消費者やビジネスパートナーに対して、最新の対話型AI技術による新たな体験を提供するサービス開発を進めるという。生成AIとは、テキストや画像などのコンテンツをAIが自動生成する技術のことで、ビジネスや教育など様々な分野で活用されている。OpenAIは、AIにより全人類に利益をもたらすことをミッションに掲げる企業で、ChatGPTという対話型の生成AIを開発している。楽天は、国内外で70以上のサービスを展開し、約17億のユーザーを有する「グローバル イノベーション カンパニー」である。Eコマース、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など様々なサービスを提供し、独自の経済圏を形成している。この協業では、楽天が保有する豊富なデータやドメイン知識を活用し、楽天のサービスや製品などへのAI活用を進めていく。OpenAIは楽天に対して優先的に最新APIを提供し、そのサポート等も実施する。また、楽天はグループの「Rakuten AI」技術と知見をOpenAIのプラグイン・アーキテクチャーを活用したChatGPT製品開発に生かす。具体的には、調査・データ分析・在庫の最適化・価格設定・業務の自動化など、ビジネスでの活用においても自然な会話を通してAIを活用できるようにする。例えば、

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