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開発の品質管理に取り組む08.「バラツキ設計が開発品質を決める」

部品などのバラツキを吸収して,目的とする特性を得るために,設計者にとってきわめて重宝な方法ゆえよく利用されているものがある.回路設計で可変抵抗器やジャンパー線を切断する方式,あるいは機構設計で部品取り付け穴を長穴にしたり,スペーサーを利用するといった,組み立て時の調整を前提とした設計手法を採用することである.調整という作業が品質面からは大きな問題を内包していることをすでに説明してきた.試作機レベルの少量生産,手作り製品では許容されても,本格的な量産製品では,徹底して排除したい手法である.例えば,3点の調整ポイントがあり,それぞれが独立して調整値を追い込める場合はまだよいが,図面によっては,1点を調整した後,別のポイントを調整するとまた前の調整ポイントに戻って,何度も往復しなければならないような最悪の設計がある.調整には高度な熟練を要し,生産性が上がらないばかりか,品質も決して良くならない.続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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