1548　『ＩｏＴ革命』

◇1548　『ＩｏＴ革命』　＞大前研一／プレジデント社（2017.03.09）最近、日経ビジネスを読まなくなったので、世の中の技術動向に関する情報に疎くなっている。たまにはアップデートが必要と、東京への出張時に買ってきた本。ＩｏＴについては、範囲が広すぎてどのように情報収集すればよいか迷っていたので、こういう時は著名人の本を買うのが間違いが少ないと思い、大前さんの本を選んでみた。ＩｏＴでできることを、ざっと概観するにはよい本かもしれないが、本書を読んでも頭の整理はできないなと思った。むしろ、雑多な情報をとにかく取り込んでいくという目的で読む方がよいかもしれない。たくさんの情報を得たように感じる反面、本書で一番言いたいことは何だったのだろうと考えると印象が薄い。せっかく読んだので、線を引いたところを引用しておくが、断片的な情報だけを集めてもあまり意味をなさないかもしれない。まぁ良い意味で、まだまだ発展途上の分野であり、確立されていないということなのであろう。・フロート式デビットカードを使用すると、預金口座にお金がなくても、定期預金の情報を見に行き、その定期預金に今回使用分金額に鍵をかけることができる。そうすると金融機関の回収リスクをゼロにできる。今までは、このようなやりとりをNTTデータのつくっている全銀システムへアクセスしなければならず高額な手数料がかかっていたが、現在はブロックチ

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