ロボットや人工知能(AI)技術の進化は自動化を加速させ、さまざまな恩恵をもたらした。ただし、あらゆる仕事を機械に任せることは現実的に難しいだけでなく、人間の楽しみや喜びを奪うことにもなりかねない。東京大学先端科学技術研究センター教授の稲見昌彦氏は、人間と機械が一体化し、機械の力で人間の能力を拡張して自由自在に扱えるようになる「自在化身体」を実現することで、人がやりたくない作業は機械に任せて、人がやりたいと思うことを機械が支援できる世界を目指している。このような人と機械の新たな関係性をどうすれば構築できるのか。自在化身体が実現し、人間がロボットやアバターに「変身」できたり、人間同士が「合体」できたりすることで、ビジネスや社会にいかなる変化がもたらされるのか。
Source: ハーバード
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