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IoTの落とし穴

家電が未来の製品と感じられたのは遠い昔の話。今では当たり前に普及しています。現代において未来の家電というには物足りませんが、IoT家電にはもっと便利な近未来を感じます。洗剤を自動で計量して足りなくなったら発注してくれる洗濯機、出先からでも中身の様子が見える冷蔵庫、帰宅前に快適な温度に調整してくれるエアコン、なんと便利な世の中なのでしょう。スマートフォンにおんぶにだっこして、取り敢えずIoTを名乗ってみましたという感じが拭えませんが、家電開発においてIoTは避けては通れない進化の道程なのです。家電をIoT化しようよ、便利だよ。そんな声は社内からも社外からもやってきます。新しい技術を試したい開発部門、他社より先に進みたい営業部門、そしてIoTを売りにするプラットフォーマー。そんな甘い声には避けるべき大きな落とし穴があります。家電でレシピが見られても便利だと思わない、出先で冷蔵庫の中なんて見ない、洗剤はジェルボールを放り込めばいい、機能自体に価値が見出せないというのももちろんその通りですが、あんがいそれを求める人にうまくアプローチできれば市場は広がるかもしれません。本当に危険な落とし穴はその維持費です。多くの製品は開発投資に最も多くの予算を割り当て、その後は償却と利益と販促とで売り上げを振り分けていきます。基本的に儲けは販売に従って右肩上がりに累積されていきます。ところがIoT機能を搭載

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