1648 『日本電産永守重信が社員に言い続けた仕事の勝ち方』
◇1648 『日本電産永守重信が社員に言い続けた仕事の勝ち方』 >田村賢司/日経BP社(2018.01.23)日本電産・永守社長の名言集とでもいうべき一冊。しかしながら、永守さんに関する本は何冊も読んでいるため、私にとっては目新しさはなかった。稲盛さんの著書を読むときにも感じるのだが、同じことを少しだけ違う言葉で何度も目にすることによって、記憶に定着してくる。これはこれで1つの効用と言えよう。内容は同じだが、言い方が違うなと感じたものの一部を引用しておこう。・企業の命運を左右するものは人材であることは論を待たない。それには、高い能力の持ち主の人間集団であることも大切だが、いかなる風雪にも耐え得る強い心の持ち主が何人いるかが、もっとも重要だ。・担当する仕事の成果が常に最良の結果で終わる人は、自己の仕事に対して、常に自分自身で厳しいチェックのできている人である。・ネアカ、生き生き、へこたれず。・日本電産の「社員心得7ヶ条」(1)絶えず、「これでよいのか!」を合言葉に事にあたりましょう。(2)自分のことを考えると同時に相手のこともよく考えましょう。(3)責任ある発言を行いましょう。(4)実行をもって範を示しましょう。(5)苦しみや楽しみをわかちあえる社員、同志でありましょう。(6)良い事も悪い事も進んで報告、申告出来る社員でありましょう。(7)原価意識、損益意識をもてる社員でありましょう
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