決済手段の1つとして、後払い決済サービスを消費者に提供する事業者が増えています。Appleの後払い決済サービスは小売事業者の売上拡大につながるかもしれません。理由を解説します
AppleがBNPL(後払い決済)サービス「Apple Pay Later」を導入することは、小売事業者にとって売り上げを伸ばすチャンスにつながる――と、業界専門家は口をそろえます。ただ、分割払いの場合には利息の支払いが発生するなど、消費者へ透明性を担保することが重要になります。記事では、BNPLサービスの市況、「Apple Pay Later」(Apple Payで後払い)の特徴を解説します。
記事のポイント
『Digital Commerce 360』発行「北米EC事業 トップ1000社データベース 2023年版」にランクインしている小売事業者のうち、40%が「Apple Pay」を導入。消費者に決済手段の1つとして提供している
トップ1000社のうち、半数(54%)が何らかの方法で後払い決済サービスを消費者に提供している
17億4000万人以上のiPhoneユーザーを抱えるApple(2023年現在)が提供するBNPLサービスは、消費者の信頼を得やすい
オンライン決済での後払い利用は増加傾向
Appleは2023年3月、BNPL(後払い決済)サービス「Apple Pay La
コメント