昨今SDGsや持続可能な社会という言葉をよく耳にする。近代以降、日本の建物の寿命はおおよそ60年。東京都心を歩けば各所で再開発を行なっており、高度経済成長期に発展を遂げた日本のコンクリートジャンルグルはまさに今寿命を迎えているのである。資本主義社会である限り、理論的には再開発への投資によって土地や建物の価値は上がりつづけ、企業も成長を続けることができる。では再開発によって得られる成長率はどの程度か。仮に100億円の事業を行ったとして、投資回収に何年かかり、回収完了時、建物の寿命は何年か。また建設から蓄積されたその建物の歴史はどの程度の価値があるだろうか。仮に回収年数をX、事業予算をY、1年あたりの回収利益をc、利益回収時の建物の価値をbとすると、事業者は Y≦cX+bという視点で建物を見ることになる。bについて解いてみると b≦Y-cX予算回収時には、1年あたりに蓄積される建物の価値をaとすると、建物の価値はb=aXとなり、 a=Y/X - cと表せる。すなわち、現代社会の事者にとって建物の歴史的な価値は事業予算と回収年数、回収率によって定義されうる。事業予算Yが大きく、回収年数Xが短い建物ほど、より高い価値をもち、回収率がよいほど、建物は価値を失っていく。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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1.Sustainableな建築
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