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~逆風その②コカコーラ『いろはす』~ふつーの営業マンだった僕が、ブランドマネージャーと共にブランドを背負うまで43

ソフトドリンク市場のガリバー、コカコーラ。これまでの連載で何度もご紹介した通り、水市場のメインプレイヤーはサントリー、ハウス、キリン、カルピス(→伊藤園)といったメンツでした。一方でソフトドリンク市場トータルにおいては、コカコーラが不動の1位の地位を盤石にしており、2-4位をサントリー、キリン、伊藤園が激しく争うというのが当時(2000年代初頭~半ば)の潮流でした。そうです。ソフトドリンク市場のガリバーであるコカコーラは、水市場においてそれほど存在感がなかったのです。当時のコカコーラは小型サイズで『ミナクア』、大型サイズで『森の水だより』というブランドを展開していました。しかしながらミナクアはコカコーラの200万台と言われる自販機ネットワークでこそ配荷されていましたが、主要な手売りチャネルであるコンビニやスーパー、ドラッグストアなどでは定番さえ確保できていない体たらく。一方の森の水だよりは、スーパーにおける典型的な安売り商材の位置づけで、2Lが1本78円、2L6本入りのケースが498円で売られていました。サントリーの南アルプスやハウスの六甲の様な【先行者優位】も、キリン アルカリイオンの水の様な料理との相性やウォーターハイドレーションといった【付加価値】もなく、ただただ安さで勝負していました。No1プレイヤーである彼らが、そんなしょぼい状況に自社の水ブランドがあるのを看過できるはず

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