発達障害は、男子のほうが症状は目立ちやすく、発達障害と診断される子も多いです。一方、女子の症状は目立ちにくく、診断を受けないまま大人になる人が多いです。その後も、女性は相対的に環境への適応能力が高いために、問題なく大人になっていくとみられる例も少なくありません。しかし、女性は男性より家事労働の時間が長く、出産、子育てでも大きな役割を担います。そのために、発達障害の女性は、たとえその程度が軽くても、妻として、母としての役割が大きな負荷となり、生きづらさが顕著となり、生活するうえでの困り感が重くのしかかるのです。女性の発達障害について基礎から解説した『女性の発達障害 困りごとにどう向き合うか』から、あなたと家族が過ごしやすくなるための日常のアドバイスをお届け。
Source: 現代ビジネス
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