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みろく横丁の光と影 その5

それでは、本質的にはどこが違うのか。まず、「店主の顔が見える商売だ」と言うこと。たとえば、八戸屋台村「みろく横丁」二十六軒を二階建ての店舗にすると、面積としては四軒ほどの大きな居酒屋になる、そこには四人の店長が居て、従業員は各々十人として計四十四人が働き、給料を貰う訳である。しかし、今どきそんな大きな店舗を安定して運営できるのは、モンテローザやチムニーといった店舗から食材流通までのシステムをしっかり確率した企業か、地元で昔からたたき上げの老舗だけである。そこで、屋台村と同等またはそれ以上の売上をあげても、大半は企業利益(正しくは株主配当)に消えて、地域貢献にも、街づくりにも、新しい時代を担う地域の起業家育成にも、ほとんど役に立たないのである。 屋台村での営業には、難しい「なんちゃってシステム」は要らない。メニューも在庫も、お客様の顔も見えているのだから、簡単な伝票ひとつですべて完了。システム化の初期投資ゼロ、大半の店がレジやタブレット端末さえ必要無い。 勿論、そういったシステムやキャッシュレス決済を否定する訳ではない、良く理解して導入するなら個々の店主の責任でどんどんやれば良いのである。実際、僕は八戸屋台村に関わる以前に、自分でPOSレジを製作しプログラムした事も、未だ手書帳簿だった時代には、大手小売業の商品管理の仕事をしたことがある。そういった管理業務のうち、衛生管理は大変重要で

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