「パチンコホールのバイトはしんどい」は間違い!？　陰キャも楽しく働けるよ、という話

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一つの仕事を何年も継続するといったことが本当に苦手なので、これまで職を何度も転々としてきた。そんな僕が社会に出て初めて就いた仕事がパチンコホールのスタッフだった。
今振り返ってみても楽しい仕事だったんだけども、その楽しさの要因になっていたのが、バイトの人たちの存在。売れない舞台役者、売れないモデル、売れないアーティスト。結構いろんな人が働きに来ていて、休みの日はどんなことをしているのか。休憩時間にそういう話を聞くのが楽しかった。またいわゆる陽キャが多かったのもあって、一緒に働いていると元気をもらえるというのもメリットだった。
もちろん陰キャも陰キャで、特に遅番には結構多かったんだけど、そういう陰キャも、陽キャの“気”に触れる時間が増えると不思議と性格はそのままでも、会話が面白くなるのである。僕は2、3店舗を渡り歩いて社員として雑用をこなした程度だったが、総じて雰囲気の良い職場が多かったという印象を持っている。
なので「とりあえずバイトしたい」と若い人に相談されたら、すぐ「じゃあパチンコだ」とか言っちゃうところがある。大体「それ以外で」って言われちゃうけどね。（文：松本ミゾレ）
コミュニケーションが苦手でも働けます！
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