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仏教×心理学から考える「パーパス」設定のヒント

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多様な価値観が広がる現代。企業も社会における自社の存在意義を明確に打ち出すことが重視されるようになっています。そんな中、本連載でも紹介したように、企業理念の形成や研修に「哲学対話」を取り入れる企業が出てくるなど「人文知からの学び」が注目を集めています。

そこで今回は、仏教×心理学の視点から、ビジネスのヒントをご紹介。電通コーポレートトランスフォーメーション部の中町直太氏が、島根県にある浄土真宗本願寺派高善寺の僧侶であり、臨床心理士・公認心理師の資格を持つカウンセラーとしても活動する武田正文氏に話を聞きました。



「三方よし」の源流となった浄土真宗の考え方

中町:私は仕事柄、企業のパーパスブランディングに携わることが多いです。以前、武田さんが仏教の考え方や心理学(の視点)から企業理念の意義について解説されており、とても興味を引かれました。

聞くところによると、ビジネスの現場でよく使われる近江商人の精神「三方よし」も、浄土真宗の考え方が源流だそうですね。まず、浄土真宗の教えと「三方よし」の共通点、浄土真宗と近江商人のかかわりについて、教えていただけますか?

武田:そもそも浄土真宗は、庶民に広がった仏教です。それまでの仏教は、自分の心と体を鍛えて悟りを開くという考え方がベースになっていました。それを覆したのが浄土真宗です。自分も

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