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植田新総裁の所信聴取に寄せて

植田先生の完璧な所信聴取に、爽快を通り越してちょっとぼーとしてます。全党から全く批判がなくつつがなく終わられたのがさすがと言うほかない完璧なものですが、さらに言うと、学会からも全く文句がない答弁なのが感動的です。植田先生の説明はもっと学者的にも勉強になりますが、答弁という制約もあり、なかなか質問も標準的なものにとどまってしまうため、まだまだ学者的には伸び代がありますが、それでもついに日本も総裁の所信聴取が世界最高水準になったという意味で感動してます。以下ポイントを。そもそも今回はどのように出口戦略を図っていくかという極めて難しい金融政策運営が求められるところです。更に、従来の異次元緩和策との連続性や整合性、更には理論(学会)と実務との連続性を踏まえながら、今後の問題に対処するという非常に難しい答弁を完璧にこなされています。しかも重要なのは、いってはいけないことも数多くあるので、そこを言わないこと。ここも完璧でした。たとえば、マクロ経済学では現在、名目から実質への影響を特定化する理論研究は非常に少ないことが知られています。それをふまえ、植田先生は名目に主に焦点を絞り、例えば実質賃金は生産性の影響が大きいため、目配せはするが目標とはしないということもしっかり述べられています。また、その効果は働き方改革などの規制改革が後押しになるとも述べられています。また、現在4%のインフレにも関わらず

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