“天才の芽”は組織が潰す。『電波少年』Pがクリエイターに「誰かに相談するな」と提言する理由
日本のテレビが衰退している。そんな声が挙がってから、数年が経ちました。テレビの全世帯視聴率は、1997年から右肩下がりを続けているそうです。我々R25世代がテレビをちゃんと見始めたのは、2000年以降。全盛期だったテレビを知りませんが…どんなクリエイターがいたのでしょう?そんな1990年代のテレビ業界を牽引してきたひとりが、『電波少年』シリーズや『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』を手掛けた土屋敏男さん。エンタメ社会学者である中山敦雄さんの新著『エンタの巨匠 世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち』に登場した土屋さんは「テレビはこの20年でダメになった」と発言しています。今のクリエイターにはどんなマインドが足りないのか? 土屋さんと中山さんの対談から一部を抜粋してご紹介します。エンタの巨匠https://www.amazon.co.jp/dp/4296001264?tag=r2506-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1入社からしばらくはダメダメ中山さん:土屋さんは、エネルギーの塊だったような印象があります。土屋さん:いやいや、全然ですよ。入社からしばらくは、たぶんびっくりするくらいおとなしかったです。欽ちゃんもよく言うんですよ。「お前、ホントに何も言わないおとなしい奴だったのにな」と。1980年代のダメダメだった僕を知っていますから。19
コメント