東京五輪組織委員会の会長が“女性蔑視”発言で辞任したり、開会式の演出を担当したミュージシャンや演出家が過去の「差別」問題で辞退・解任された出来事で、日本でも「キャンセルカルチャー」が広く知られるようになった。キャンセルカルチャーに確立された定義があるわけではないが、ここでは「社会正義に反する言動をした者に対し、法的な手段ではなく、SNSなどを使った大衆行動(バッシング)によって、社会的地位をキャンセル(抹消)する運動」としよう。こうしたキャンセルを先導する者は、揶揄を込めて、「ソーシャル・ジャスティス・ウォリアー(SJW:社会正義の戦士)」と呼ばれる。
Source: ダイアモンドIT
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