「欲望(Desire)クラスター」でひもとく消費者アプローチメソッド
「DENTSU DESIRE DESIGN(電通デザイアデザイン:以下DDD)」は、企業から見えにくくなってきた現代の消費者像を、今一度「欲望(Desire)」を起点とした消費意識からひもとこうとするプロジェクトです。
本連載では、DDDメンバーが、「欲望」を起点とした消費者インサイトへのアプローチ方法と今後の展開について紹介していきます。
前回は、世の中には大きくわけると、どんな種類の欲望を持つ人が存在するのか、欲望を軸にしたクラスター分析の結果を紹介しました。今回は、そのクラスターの中からの一つを取り上げ、〈欲望にどうアプローチすると、心が動いた結果の消費へと向かうのか〉を考えていきます。
「欲望」をマーケティングへ応用するために必要な3つのプロセス
DDDでは、研究より導き出した11の欲望因子のスコアをもとに、10種類の欲望クラスターへと分類しました (詳しくは、こちら)。
今回はその中から「オウチ弁慶」に着目してひもといていきます。下図は11の欲望因子に対するオウチ弁慶の反応を示したチャートです。(11の欲望について詳しくはこちらを参照)
DDDでは、欲望にアプローチして実際の消費に向けていくためのマーケティング施策を、3つのプロセスで考えています。
この3つのステップ
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