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バリュエーションはART!?①

昨年末、IRアドベントカレンダーを通じてnoteで久々ブログを書きました。せっかくなので、たまには何かを書いていこうと思います。2022年は成長株のバリュエーションが大きく下がり続けました。金利上昇局面では致し方ないよねとの声も多く聞こえてきました。ま、教科書通りですよね。加えて、近年はSaaS企業に対し懐かしのPSRなるバリュエーション指標を持ち出して薔薇色のようなバリュエーションを付与してきた反動が色濃く出たとも言えるでしょう。IPOのバリュエーション算定などでは平然と「PSRはワークしなくなったので、従来提示のバリュエーションは説明できません」と言ってしまうバンカーも少なくないようです。個人的な意見としては、そもそもPSRを持ち出したことが間違いだったと思っています。シニアの方々は記憶にあると思いますが、PSRなるバリュエーションが使われ始めたのはITバブルの時です。当時も赤字企業を高く評価するために損益計算書の最上列にある売上高をベースにした訳です。今後売上が爆発的に成長するのだから、今の赤字には目を瞑りましょうという考え方です。確かにその考え方が正しかった企業もあります。しかし、当時一世を風靡した企業の多くは今や存在しません。今回のPSRマジックもカオスなSaaSマーケットの上位企業(=勝ち組)に当てはめることを私も否定はしません。しかし、その他大勢にも当てはめるのは少々

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