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『フードサービス業チェーン化入門 』渥美俊一氏と大野耐一氏を比較すると見えてくる(業界の歴史)

 なぜ、日本の流通業がグローバル市場で通用しないのか、なぜ撤退が相次ぐのか、これらの原因を探るため、ほとんどの流通業チェーンが参加しているペガサスクラブの創始者 渥美俊一氏の書いたこの本を読んでみた。また、本書の対象はフードサービスだが、チェーンストアということでは同じだろう。 渥美俊一氏によると、日本の流通業の進化のパターンはほとんど同じだという。30年、40年という企業の歴史の中で、5年から10年、疾駆した時期がある。走りはじめた時期の5年ほど前から、各社共通に人材対策、計数管理を獲得することを死にもの狂いで取り組んでいた。しかもそれは、経営者の成功物語には出てこないことだ。渥美俊一氏は、「学ぶ」ことが重要で、「考える」のはおこがましいと主張する。確かに、天才と呼ばれる人たちも先人から学び、創造性の花を咲かせている。有能な人を店長にするのは間違いだという。つまり、業績を属人性に頼ってはいけない、と。 また、チェーンストアには、IE(インダストリアル・エンジニアリング)の技術者が必要だとしている。名古屋のステーキチェーンである「ブロンコビリー」の創業社長にお願いして、トヨタ生産管理(TPS)の導入を推進した経験があるが、管理技術としてのIEは流通業に役に立つ。このように渥美俊一氏がアメリカからキャッチアップした考えや実践方法はチェーンストアを拡大するのには必要条件なのだろう。なら

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