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2159 『ソニー財務戦略史』

◇2159 『ソニー財務戦略史-日本企業初のCFOが振り返る』 >伊庭保/日経事業出版センターAmazonのほしい物リストに入れていたのだが、電子書籍の半額セールの対象になっていたのを機に購入。日本最初のCFOという肩書きを持った伊庭保氏の著書である。ソニーが財務的にも当時の日本の最先端を走っていたことがよく分かる書籍。私が社会人になったのは1995年だが、当時の日本は国際的な会計基準とは異なる独自の基準で動いており、連結決算、時価会計、キャッシュフロー会計などは導入前であった。しかしながらソニーは米国に上場していたこともあり、これらの会計基準を先進的に取り入れている。今読めば当然だと思う読者も多いのかもしれないが、日本の会計の歩みを目の当たりにしてきた私などからすると、非常にチャレンジングな内容だと感じた。一方、大賀さんに変わって社長になった出井さんに対してはかなり不満があったようで、特に後半の紙面には批判が溢れている。気持ちは分からなくもないが、財務戦略史と名打つからには私情を挟まない方がよかったのではなかろうか。書籍という公の場で堂々と批判してはいるものの、やはり読んでいて気持ちの良いものではなかった。それでは気になった箇所を引用しておきたい。特に盛田さんのスピーチは必読である。・法務時代に学びCFO業務の遂行においても有益であったこと:(1)徹底的に事実確認をする、(2)一

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