伝統のある老舗企業が、相次ぎ倒産や廃業の憂き目にあっている。アニメ映画「火垂るの墓」にも登場した「サクマ式ドロップス」を製造する佐久間製菓（東京・豊島）は2023年1月に廃業する予定。横浜中華街の老舗「聘珍楼」を運営する聘珍楼（横浜市）も、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。業績の悪化や時代の変化に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による需要低迷が追い打ちをかけた。東京商工リサーチによると、業歴30年以上の“老舗”企業の倒産は2021年に1,731件（構成比33.8％）で、全体に占める構成比は前年より1.3ポイント上昇。倒産に占める「老舗」の構成比は調査を開始した2007年以降で過去最高に達した。
Source: 現代ビジネス
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サクマ式ドロップスは廃業へ、カンロは業績好調…「消える老舗企業」「勝ち残る老舗企業」を分けるもの
経済ニュース
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