ラスパイレス指数には、問題点があると言われています。それは「比較対象とする国家公務員の給与水準が、そもそも高すぎるのではないか」という点です。国家公務員の給与は、人事院が実施する「民間企業の給与調査結果」に連動させ決めています。(下表参照)しかし、以前から「身内に甘い人事院の調査は、データの取り方に問題があり、信ぴょう性が低いのではないか」と言われています。さらに「信ぴょう性が低い国家公務員の給与を基に算出した地方公務員の給与は、地方の実態とかけ離れているのではないか」と言われています。都市圏から離れた地方へ行くと、その地域の一番の高給取りが、県庁や市役所の職員であるということがよくあります。そのような地域では、人手不足が深刻な問題となっていても、公務員採用募集には常に多くの人が応募しています。企業規模別調査事業数 ※抜粋:民間給与の実態 令和4年8月 人事院~P2続きをみる
Source: Note 起業ニュース
スポンサーリンク
ラスパイレス指数の問題点
最近の投稿
- 誰もが「既得権益」を手放したくない
- Visit APAC, Exhibit NRF! ~来た、出た、そして分かった!NRF APAC とASEANのリテール・コマースのいま~(後編)
- DEIな企業風土の耕し方。パナソニック コネクトの場合
- じつは日本はアメリカの「完全な属国」だった…日本人のほとんどが知らない「ヤバすぎる3つの密約」
- 賃金が上がっていくと、日本企業が労働力を利用しなくなっていく「納得の理由」
- 意外と知らない、なぜ日本の「賃金上昇率」はもっと加速しないのか
- 意外と知らない、なぜ日本は「安すぎて質の高いサービス」だらけなのか「根本原因」
- 「平家」と「源氏」の「大きなちがい」とはなんだったのか…日本の古典の「重要な土地」を訪れて気づいたこと
- 「重くて、遅い」パナソニックはAIで変貌できるか 18万人規模で導入し現場主導の企業文化を目指す | インターネット | 東洋経済オンライン
- 増える非正規雇用、リストラ父さんと氷河期フリーター息子、ハゲタカの日本買い、忍び寄るサブプライム危機【ダイヤモンド111周年~平成前期 5】 – 111年111本 厳選記事でたどる激動の日本経済史
コメント