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“隠さず、オープンに”──クロネコヤマトミュージアムの誠実さ

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企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本連載では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムをPRのプロフェッショナルが紹介し、その役割や機能、可能性について紹介していく。


企業にとっては、反省すべき歴史というものが、多かれ少なかれある。いわゆる「黒歴史」である。ヤマトホールディングスが創業100周年を記念して設立した「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」は、まさにそれを隠さず、正々堂々と公開しているミュージアムである。その誠実さと勇気に来館者は心を打たれ、真のファンになってしまうのである。本稿では、社内外に失敗も含めて歴史から学ぶという謙虚な姿勢を示すクロネコヤマトミュージアムの事例を紹介。インターナルブランディングやファンづくりの場として、どのように活用されているのか考察したい。

取材と文:立野広海(電通PRコンサルティング)


エントランスの様子。四角形のモチーフは荷物の箱を表現している(筆者撮影)


創業100周年を記念して設立

あなたは「ヤマト運輸」と聞いてなにを思い浮かべるだろうか。街で見かけたことがあるだろう特徴的なトラック。緑地

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