簿記2級の概念　労務費の定義と分類１

労務費は、製造原価のうち、労働力の消費によって発生する原価です。労務費は、形態別分類によると、賃金、給料、雑給、従業員賞与・手当、賞与引当金繰入額、退職給付引当金繰入額、法定福利費に分類されます。賃金　工員の労働力に対して支払われる給与　基本賃金と加給金からなります。加給金とは、作業に直接に関係のある手当のことで、定時間外作業手当（残業手当）、夜業手当、危険作業手当、能率手当があります。給料　職員および業務担当役員の労働力に対して支払われる給与雑給　臨時工やパートタイマーの労働力に対して支払われる給与従業員賞与・手当　職員、工員などの従業員に支払われる賞与・手当ここにいう賞与は、役員賞与を含みません。また、手当とは、作業に直接関係のない手当で、扶養家族手当、住宅手当、通勤手当があります。賞与引当金繰入額　次期に支払う従業員の賞与のうち、当期の労働力提供に対応する金額を引き当て処理する場合の繰入額退職給付引当金繰入額　会社の退職給付規定に従って支給される退職給付に対する引当金繰入額法定福利費　社会保険料の会社負担額健康保険法　厚生年金保険法労働社債額補償保険法雇用保険法続きをみる
Source: Note 起業ニュース

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